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新しい刺激が生み出すプロダクト
2018年7月 9日 | 飯田重祐のルアーメイキングストーリー
新しいフィールドに行くと新しいルアーのアイディアが生まれてくるものだ。
それは自分のホームグランドと全く違うタイプのフィールド、魚であればなおさらだ。
だから僕は同じ川に通い込むより新しいフィールドに行くことが好きです。
韓国のソガリ釣りの話をいただいた時も好奇心が刺激された。
まだ見たことも釣ったこともない魚。
ソウルから車で3時間ほどで目的地。
フィールドは話に聞いていたよりもずっと中流域で、しかも、流れ穏やかだったので渓流魚というよりリバーバスの趣。
それでもどことなくミノーへの飛び出し方はトラウトみたいに俊敏でファイトは強烈であった。
初めてのフィールドでの釣りはなかなか苦労したけど僕の集中力は高かったのを今でも覚えている。
それと、どの川もウィードが多く小魚やベイトが豊富、生産性の高い川だなという印象であった。
カワウソも初めて見た。
いくつかの流れを巡るうちに細かい流れ藻が発生することが多いことに気がついた。
まったく釣りにならないレベルではなかったがルアーに度々ウィードが掛かるのに閉口したのを覚えている。
カメラが廻っていたが頭の中はこのウィードを避けるルアーは作れないものか?もちろんプラグで。
そんなことを考えながら釣りをしていた。
リップがあると掛かる確率が高くなるのでリップレス、横にさせてリトリーブするよりも縦に落として上下のアクションの方がいいかもしれない。
帰国後そんな考えをまとめて早速作り始めた。
こういうものは熱が冷めないうちに作り始めるのがいい。
日本でのテストはかなりイメージ通り。
ただ実際にウィードが流れる川にキャストしてみないとわからないもの。
その後訪韓の機会は訪れなかったので、実際の効果を試すことが出来なくなったのは本当に残念。
いつか日本で同じような状況に出くわした時は迷わず投げてみたいけど、今のところチャンスは巡ってこない。
いつウィードが流れてきても心の準備はできている、だからといって期待通りの効果が発揮するとは限らないけどね。
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